年初にウォーハンマー40kを始めて1年が経とうとしています。1年の締めくくりとしてこの年末に開催されるケイオス・コンクラーヴェというイベントに参加することを決めていました。主催者のミヤザッカル氏はイベントの企画が上手く、ベテランならではの見識と人脈から毎回驚くイベントを開催してくれます。今回はケイオススペースマリーンの頂点を決める最終決戦、ケイオスコンクラーヴェです。

ケイオス・コンクラーヴェについては公式サイトがありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

当日は日本最大のゲーム卓を常設する、千葉県柏市のミスターフィールドを貸しきって開催されました。集まったケイオススペースマリーンは14人、7卓での開催です。アーミーの規模は3000ポイント、14人ですから42000ポイントものケイオススペースマリーン&ディーモンです。スターターキットに含まれるほどの人気アーミーとはいえ、ここまでの規模が集まるほどとは思ってもいませんでした。

レギュレーションはケイオススペースマリーンをメインアーミーとして、追加デタッチメントはディーモンに限られます。編成枠については通常どおりのルールです。防衛施設もひとつだけ認められます。

3000ポイントともなると1日で行えるのは2ゲームです。このため純粋なトーナメントは出来ません。初戦はランダムで組み合わせが決められ、2戦目は勝者同士で当たるように組まれるものの、優勝の決定は参加者および見学者の投票ポイントに委ねられます。

この方式はウォーハンマーで普通に取られる優勝者の決定方法で、公式戦であるスローン・オブ・スカルでも似た方法で決められます。Arrowsトーナメントも同様です。もっとも優れたアーミーはゲームに強いだけではなく、アーミーのコンセプト、ペイントの完成度、プレイスタイルなども重視されます。大きな大会となると見学者も多いため、勝敗よりも投票のほうが多くのポイントを締めるようになります。

クリムゾン・スローター 3000P

クリムゾンスローター

私のアーミーはクリムゾン・スローターです。ケイオスロードのクラーノンが率いる、新しいウォーバンドです。赤いアーマーを金で縁取ったパワーアーマーに身を包み、コーン神に忠誠を誓った部隊です。

ダークヴェンジェンスで追加されたこの新しいウォーバンドについては、クラーノンとそのクリムゾンスローターがどうして誕生したかについての記述があるだけで、どのような編成の部隊かは書かれていません。もともとはスペースマリーンの精鋭部隊だったというだけです。

そこで私はまず、クラーノンを強化するためにジャガーノートに騎乗させ、ディーモンウェポンを持たせました。部隊の編成については不明なので、ダークヴェンジェンスと第6版で追加された新ユニットを中心に組むことにしました。そこで出来たのがこのロスターです。

ヘッドクオーター

ケイオスロード・クラーノン コーン神の烙印、パワーアーマー、ジャガーノート騎乗、憤怒の斧

ケイオスロード スラーネッシュ神の烙印、パワーアーマー、パワーソード

トループ

ケイオススペースマリーン 10人 メルタガンx2、クローズドコンバットウェポン装備、古参兵、コンビメルタ、パワーソード、メルタボム、ライノ乗車

ケイオススペースマリーン 10人 プラズマガンx1、ラスキャノンx1、クローズドコンバットウェポン装備、古参兵、コンビプラズマ、メルタボム、ライノ乗車

ケイオススペースマリーン 10人 プラズマガンx1、ミサイルランチャーx1、クローズドコンバットウェポン装備、古参兵、コンビプラズマ、メルタボム、ライノ無し

ケイオスカルティスト 20人 オートガンx17、ヘビースタバーx2、ショットガン無し

ケイオスカルティスト 20人 オートピストルx17、フレイマーx2、ショットガン無し

ノイズマリーン 10人 ドゥームサイレン、パワーソード、ソニックウェポンx4、ソニックブラスターx2、ボルトガンx3、ライノ乗車

エリート

ヘルブルート 2機 ツインリンクラスキャノン装備

ヘルブルート 1機 プラズマキャノン装備

ファストアタック

ヘルドレイク ベイルフレイマー装備

ヘルドレイク ハデスオートキャノン装備

ケイオススポーン 4匹 烙印なし

ヘビーサポート

フォージフィーンド ハデスオートキャノン装備 顔なし

フォージフィーンド エクトプラズマキャノン装備 顔あり

モーラーフィーンド マグマカッター装備

本当はファスト枠にヘルドレイクをもう1機入れる予定でしたが、制作が間に合わなかったのと、クラーノンのお供であるスポーンが入れられなくなることから諦め、手持ちのユニットからノイズマリーンを選びました。今回の大会ではディーモン、特にナーグルの闇の覆いに手こずることになるのでカバーセーブ無視の射撃が有効だと考えたからです。

さらに3000ポイント戦でやってみたかった26333、つまり枠をすべて使い切った編成を実現することができました。

第1戦

そして当日、第1戦はツネミツさんのナーグル編成です。ツネミツさんとは3度めの対戦、前2回はエルダーでした。ミッションは皇帝陛下のご意思のままに、目標をお互いにひとつずつ確保しあい、全面対決を行うミッションです。3000ポイントとなると本陣の攻略はよほどのことがないと難しいと思われます。となればサブ目標によって勝敗は決まります。

ケイオスコンクラーヴェ

こちらはウォーロード能力で戦略系を選び、分割し撃破せよを取得しました。敵の予備戦力の到着判定にマイナス1のペナルティを与えます。足が遅く、縦深攻撃を行うナーグルには最も有効ともいえる能力を引き、有利な展開となりました。

ナーグル先攻でスタート、こちらは縦深攻撃を警戒して横に広く展開し、面の射撃で包囲する戦略です。全力で前進してくるナーグル軍を相手に、まずはディーモンプリンスを集中砲火で撃ち殺し、さらに順当にライノを破壊して先制打撃を取ります。その後もウォーロード能力によってばらばらに到着してきたナーグル軍を各個撃破することに成功しました。

2ターンにケイオスロードに合流していた部隊をヘルドレイクで焼き、射撃でロードを撃ち殺したことでウォーロード撃破ポイントを奪取。3ターンになってビーストオブナーグル、ナーグリング、フューリーに迫られ、プレーグベアラーの縦深攻撃で戦線突破されたものの、失点は1にとどまり勝利することができました。

第2戦

第2戦はダイスケさん。ミヤザッカルの弟と言われる男です。スカルキャッスルと名付けられたアーミーは、3000ポイントならではの非常に硬いロスターでした。しかもミッションは異種族撃滅命令、殲滅戦です。ユニット数の多いこちらにとって不利なミッションです。なんと19ユニットもあります。

ダイスケさんのロスターの目玉はなんと言っても贖罪の砦。実戦では初めて見ました。イカルス型ラスキャノン、ストームミサイル、4機のヘヴィボルターとフル装備のうえ、オプションルールによりバリアまで装備しています。まさに難攻不落の要塞です。しかも要塞の中にはウォーロードであるケイオスロードが率いるハボックがラスキャノンを4門装備して篭っています。さらにイカルス型ラスキャノンとストームミサイルは射9のスカルテイカーが撃つのです。

他のユニットも、ランドレイダー乗車のターミネイター、ソウルグラインダー、オブリタレイター、プレーグマリーンが2ユニットと硬いユニット揃いです。それにヘルドレイクとシーカーオブスラーネッシュが加わります。敵の総ユニット数は12、そのうち3ユニットは贖罪の砦の中なので、落とせるのは9ユニットとなります。外にいるのも2ユニットはターミネイターアーマー、装甲14のランドレイダーと装甲13に闇の覆いを持つソウルグラインダー、トループ枠も耐5に痛みを知らぬものを持つマリーンです。

こちらの先攻で始まったバトルは1ターン目に上手く隠れた敵ライノを撃てず、ランドレイダーを落とすために前進しすぎたこちらのライノが爆散して先制打撃ポイントを取られ、先制打撃を合わせて2ポイントを献上するという、手痛い始まりでした。

2ターン目先攻、ラスキャノンとハデスオートキャノン、モーラーフィーンドの殴りでランドレイダーを落とし、オブリタレイターをプラズマキャノンの集中砲火で倒して、同点に迫ります。

2ターン目後攻、イカルス型ラスキャノンの迎撃、ストームミサイル、粘液爆弾の激しい攻撃をディーモンセーブで何とか耐えますが、モーラーフィーンドは破壊され再び3ポイント目を先取されます。3ターン目先攻でターミネイターを殲滅して同点に追いつきますが、3ターン目後攻でモーラーフィーンド、ライノを破壊されて2ポイントリードされてしまいます。

4ターン目先攻、敵ライノを破壊、シーカーを白兵戦で殲滅して同点。後攻でフォージフィーンド、ヘルブルート、スラネロードを落とされ、3ポイントリードされ返します。5ターン目先攻でライノとソウルグラインダーを落として1点差に迫りますが及ばず、後攻を守りきり6ターン目に突入。

最終ターンとなった6ターン目、外に出ている敵ユニットはプレーグマリーンだけとなり、残りの総力でなんとか殲滅して逆転。敵戦線突破をねらって追加点となるはずだったスポーンは全力移動の出目が1と届かず、1ポイントリードで迎えた後攻の結果に委ねます。

残る敵の兵力は贖罪の砦と中のユニットのみ。ヘルドレイクとライノがラスキャノンの射撃を受けますがいずれも跳弾ヒットでポイントは無し。強烈なシーソーゲームの結果は相変わらずディーモンセーブのダイス目に救われた私の勝利となりました。

結果発表

その後、全員がアーミーを並べて、参加者+見学者あわせて30名ともなった投票が行われました。特にすばらしいと私が思ったのは以下の3アーミーです。

アイアンウォリアー

クニトモさんのアイアンウォリアー戦団。ケイオススペースマリーンのコデックスからそのまま抜けだしてきたかのようなきれいなアーミーです。旧版のオブリタレイター、初めて見ました。

v1al-1

v1al-2

V1ALさんのオリジナル戦団。私のやっつけペイントが恥ずかしくなるほど丁寧なライニングと、キットバッシュです。

ナーグル

ナーグル

ナーグル

最後に、おうじのナーグル愛にあふれたアーミーです。すべてのユニットが7体、ナーグル数で組まれています。私は正直、ナーグルやディーモンはキモくて苦手でした。しかしおうじの作品をみて、グロテスクな美しさを知りました。

全員が見守る中、1票ずつ読み上げてカウントして盛り上がる中、なんと私が優勝をいただいてしまいました。ペイント的にもアーミーのコンセプト的にも圧倒的にすばらしい他作品の中、2勝できたことでギリギリ1ポイント差での優勝でした。

今回は3000ポイント戦ということで、ベテランのみが集まる中ですので、優勝は考えてもおらず、ケイオス最強決定戦の名に恥じないアーミーを仕上げることだけを考えていましたので、優勝などは思いもよりませんでした。きっとお知り合いの皆様が初心者の私にご褒美を下さったのだと思います。

crimson_slauter

最後に良く戦ってくれたクリムゾンスローターの魔導兵器達と優勝トロフィーで記念撮影。