wpXレンタルサーバーに既存のホームページを移設しようとしています。しかしwpXレンタルサーバーにはドメインを割り当てる前に新しいホームページの表示テストをするための仮アドレスがありません。そこで、自分のパソコンだけが新しいサーバーを見に行くように、Hostsというパソコンの設定ファイルを書き換えることになります。

Hostsファイルを書き換えるには

Hostsを切り替える

ブラウザやFTPソフトでドメインにアクセスするとき、DNSを使ってサーバーの実際のIPアドレスを取得します。

DNSが何かわからない方はこちら

しかし今はまだ新しくセットアップしたWordPressで使うドメインのDNSを書き換えていませんので、旧サーバーにアクセスしてしまいます。DNSを書き換えてしまうと一般の方もまだ出来ていない新サーバーを見るようになってしまいますので、自分だけが新しいサーバーを見るように特別な設定をします。

ブラウザでドメインを入力すると、ブラウザはそのパソコンのDNSをまず参照します。そこにドメインのIPアドレスが登録されていなければ、さらにルーターのDNSを参照しにいき、さらにプロパイダのDNSを参照しにいく、という仕組みです。

ということは、自分のパソコンに新しいIPアドレスを見に行く設定をしておけばそれが優先されるわけです。それを行うための設定ファイルがHOSTSです。

Hoster – MacOSXのhostsファイルを変更するフリーソフト

Hostsを書き換えるChromeアプリ

しかし今回はパソコンのHOSTSファイルを直接変更するのではなく、Chromeアプリを使ってHostsファイルを切り替えられるようにします。この方法であれば、新サイトと旧サイトを切り替える度にHOSTSファイルを書き換える必要がないので便利です。

Hostsを切り替える

HostAdmin – のHost管理用のChromeアプリ

Hostsを切り替える

インストールが完了するとChromeの左上にアイコンが追加されます。これを押すとドメインとそのIPアドレスを登録することが出来ます。

Hostsを切り替える

現在登録されているアドレスが表示されます。編集ボタンを押すとChromeだけが参照するHostsファイルを書き換えることが出来ます。

ちなみにLocalHostとは、自分のパソコンを指す特別なIPアドレスのことです。実際に自分のパソコンがこのIPアドレスというわけではありません。broadcasthostとは、ネットワーク全体を指す特別なIPアドレスです。いずれもここでは覚える必要はありません。

Hostsを切り替える

Editorボタンを押すとブラウザからHostsファイルが表示され、書き換えることが出来ます。

Hostsを切り替える

一番下の行にIPアドレスとホームページのアドレスを追加し、SAVEボタンを押します。

Hostsを切り替える

エラーになりました。Hostsファイルを書き換える権限がありません。

Hostsを切り替える

書き換える前に、Hostsファイルを書き換える権限を与えておく必要があります。MacOSXのコマンドプロンプトを開きます。

Hostsを切り替える

sudo chmod og+w /etc/hosts

コマンドを入力後、管理者パスワードを入力すればOKです。

コマンドの意味はここでは理解できなくても構いません。
知りたい方は、sudoとchmodをGoogleで検索してください。

Windows7の権限を変更するコマンドはこちら

Hostsを切り替える

権限の変更を行った後、先ほどのHostAdminから新ドメインとIPアドレスを登録します。

その後、もう一度ChromeのHostAdminのアイコンをクリックすると、登録したIPアドレスが表示されますが、チェックが入っていません。この設定をONにするために、IPアドレスの左をクリックし、チェックを入れます。

Hostsを切り替える

ブラウザにはキャッシュがありますので、切り替わっていないように見えることがあります。

切り替わるまで更新ボタンを何度か押してみてください。

Hostsを切り替える

新しいサイトが表示されれば完了です。