最近のウォーハンマー40kのアップデートではフライヤーが続々と増えています。つい先日のタウ・エンパイアのアップデートでも新型フライヤーが発表されました。ケイオススペースマリーンもヘルドレイクという最強フライヤーのひとつを保有していますが、逆に敵フライヤーへの対策が急務です。

空を飛ぶものにはフライング・モンスターとフライヤー・ビークルの2種類があり、これらが空を飛んでいる状態だとスカイファイアのスペシャルルールを持つ武器でない限り、地上からフライヤーに対しての射撃はスナップショット扱いになってしまうためなかなか当たりません。

フライング・モンスターの代表例はケイオスマリーンのディーモンプリンス、ケイオスディーモンのグレーターディーモン、ティラニッドのハイブタイラントやハーピィがあります。フライングモンスターはヒット(ダメージである必要はない)を受けると落下判定を強いられ、3分の1の確率で地上に落ちてしまうために、さほど対策が難しいわけではありません。

フライヤーついてはこのルールは無く、ビークルとしての装甲も持っているために通常兵器で撃ち落とすのはかなり困難です。特にヴェンデッタ、ヴァルキリー、ヘルドレイク、ストームレイブンなどは装甲値12を持っており、攻6射4スナップショットで撃った場合、ヒットロールが6分の1、ダメージロールが6分の1、車体が3となれば確率上108発撃たないと落ちません。攻9のラスキャノンであれば9分の1でダメージが入りますが、ラスキャノンを1ターンに9発撃てるアーミーもまず無いでしょう。

ケイオスマリーンにはスカイファイアのスペシャルルールを持つ武器がほとんど無く、あるのはハボックのミサイルランチャー装備にフラック・ミサイルのオプションを付けた場合だけです。優秀なユニットの多いヘビーサポート枠の中から、フライヤー対策のためにハボックを導入することも難しいため、別な対策を考えねばなりません。

フライング・モンスターであるディーモンプリンスは降下モード時にベクターストライクが出来、これはフライヤーにも通常ヒット、しかもD3+1回の自動ヒットのため有効な対策ではあります。攻6のため、装甲値10のフライヤーに対しては非常に有効ですが、装甲値12となると跳弾ヒットがやっとのレベルです。

同じくヘルドレイクもベクターストライクが出来、こちらは攻7ですので期待値から考えると1回のベクターストライクで1ダメージは与えられる計算ですので悪くはありませんが、ズームモードのフライヤー同士がすれ違える可能性は限られているので、これだけでは対策としては心細いところです。

ヘルドレイクがハデスオートキャノン装備をしている場合、攻8を360度に対して4発撃つことが出来ます。これなら位置取りによっては敵のフライヤーの後方から撃つことが出来ますので、空中戦としては最強ユニットです。しかしベイルフレイマーが地上兵力の掃討用としてあまりに優秀なので、ヘルドレイクはほとんどベイルフレイマー装備です。とはいえベイルフレイマーは攻6テンプレート激発ですので、背面装甲10に対して撃てば2分の1でダメージを期待できます。これらから、まずはヘルドレイクが必須となるでしょう。

それ以外では、ヘルブルート、ディファイラー、ランドレイダー、プレデターがツインリンク・ラスキャノンを装備できますので、これで撃つか、フォージフィーンドのハデスオートキャノン8発で撃つかです。スナップショットで当たりさえすれば貫通も期待できます。しかし先に攻撃したい地上ビークルが優先となりますし、逆にフライヤーにかまっていてはビークル対策が遅くなって後手に回ってしまいます。

そこで防御施設のスカイファイア武器に頼る必要が出て来ます。イージスや掩蔽壕のオプション武器はスカイファイアのスペシャルルールを持ち、さらに迎撃ルールも持っています。迎撃ルールは敵フライヤーが到着したターンの移動が終了した時点で、敵のターンの途中にも関わらずこちらが射撃できるという強力なルールです。

掩蔽壕はカバーセーブ4と装甲値14を持ち、中にいる兵を守ります。さらに位置が高いので相手がカバーセーブを取りにくいというメリットなどもあります。イージスはカバーセーブ4だけで装甲値はありませんので、強行突破判定だけで敵が侵入できてしまいますが、イージスの中に目標マーカーを設置することが出来るため、射撃要員がそのまま確保要員となるメリットもあります。

悩ましいのが武器の選択で、クワッドガンが射程48攻7貫通4のツインリンク4発、イカロス型ラスキャノンが射程72攻9貫通2を1発です。敵にフライヤーがいない場合、ラスキャノンは対ビークルに使えますが、ツインリンクが無いために射が高い兵を射手として割り当てたいところです。しかしケイオスマリーンには射5の兵はヘッドクオーター枠にしかいません。クワッドガンであればツインリンク付なので、射4でも十分な命中率が期待でき、攻7ツインリンク4発であれば攻9の1発よりもダメージの期待値は大きくなります。

掩蔽壕にクワッドガンの組み合わせが安心感がありそうですが、じつは掩蔽壕を購入するとキットにはラスキャノンが、イージスを購入するとキットにはクワッドガンが入っています。掩蔽壕+クワッドガンの組み合わせにするには両方のキットを購入しなければならないわけです。

というわけで、私はイージス+クワッドガンに目標確保をかねてケイオスマリーンスカッドを配備することにしました。射程48攻7を4発はフォージフィーンドのハデスオートキャノンよりも射程が長く、1ターン目から活躍してくれそうです。しかもお留守ばんになりがちな3ユニット目のトループが遠距離射撃可能となることでかなりの攻撃力の向上となりました。