6版と7版の違い

回避能力のスペシャルルールの変更による影響はけっこう大きいです。

6版では、回避能力をもつ「兵」は「自軍移動フェーズに移動していれば」カバーセーブ値「5」を、ターボブースターまたはフラットアウトで移動していればカバーセーブ値「4」を得られました。

つまり、バイクやスキマーは移動さえしていれば「自動的に」カバーセーブ値「5」を得られていたわけです。

7版では、回避能力をもつ「兵を1体でも含むユニット」は回避能力を使用することを「宣言してもよい」ことになりました。

これにより得られるカバーセーブ値は一律で「4」となる代わりに、次の自軍ターン終了時まで射撃が「スナップショット」になります。

ルール解説

回避能力のスペシャルルールを持つ兵を1体でも含むユニットが射撃のターゲットとなった場合、ヒットロール前に回避能力を使用することを宣言できます。

回避能力を宣言したユニット内の全ての兵は、次の自軍移動フェーズ開始時まで、カバーセーブ値4を得られますが、代わりに次の自軍ターンの終了時までスナップショットによる射撃しか行えなくなります。

移動してなくとも回避能力を使えますが、スナップショットになる代わりにカバーセーブ値4を得るか、選択が必要なことになります。

もうひとつ、回避能力をもつ単独行動キャラクターが合流すれば、回避能力を持たないユニットでもカバーセーブ値4を得られることになります。

例えば、バイク騎乗のケイオスロードが合流すれば、プレーグゾンビやスポーンですらカバーセーブ値4を得られるわけです。