今日はゲームズワークショップ神保町店に伺って、店員の岩田さんに教わりながらウォーハンマー40kをプレイしてきました。ビギナーズデイということで、始めたばかりのプレイヤーをヘルプしてくれる日です。ゲームをしながらルールを教えてもらったり、塗装を教わったり、アーミー構成についてアドバイスを貰ったりなど何でもOKということですが、私は実際にゲームをしてみてルールを覚えたかったので、自分のミニチュアを持っていってプレイしてきました。

2週間前にスタートキットのダーク・ヴェンジェンスを購入したばかりなので、まだ6体しか塗装できていませんし、ルールブックも全部は読みきれていない状態です。ゲームをプレイするのも、購入したときに1ユニット同士のテストプレイをしてもらっただけなので、これが2回めです。

私はダーク・ヴェンジェンスに入っているケイオス・スペースマリーンのアーミーをそのまま持っていったので、ケイオスロード1体、ヘルブルート1体、ケイオスチョーズン6体、ケイオスカルティスト10体x2の構成です。岩田さんは普通のスペースマリーン8体x2とウォーロード1体という構成です。正確なポイントは計算していないのですが、多分私が500超、相手は500弱ぐらいだと思われます。たぶんハンデをつけてくださっていると思われるのでもっと少なかったのかもしれません。

さすがにウォーハンマー40kのルールが全くわからないままでは勉強にならないので、前日にひとりで両軍を動かしてプレイしてみたのですが、ルールがいまいちわからないのでルールブックを読みながら、5時間ほどかかってやっと1戦終りました。印象に残ったのは、ケイオスカルティストは弱すぎるってことです。やっぱりダークエンジェルにしようかなあと迷ったのですが、塗ったのがヘルブルートとケイオスカルティストなので、しぶしぶケイオススペースマリーンに。

そこで最初に「ケイオスカルティストって弱すぎて役に立たないですよね?」と質問をしてみると、ケイオスカルティストのような弱い兵は戦ってもどんどん死んでしまうので、戦って敵を倒すのではなく、拠点を確保するために使うのだそうです。ポイントが安いので何十人もいれることで、攻撃されても時間が稼げるらしい。なるほど。

メモ:ケイオスカルティストのような弱いトループは攻めて行っちゃだめ。

今回の戦場は36mv四方ほどの正方形、配置は「前衛部隊の激突(ヴァンガード・ストライク)」つまりマップを斜めに分けて、両軍は対角線に配置します。ミッションは「征戦の刻」、メイン目標を3箇所配置します。バトル終了時にこのマーカーの3mv以内にトループがいれば拠点を確保したことになり、ポイントが大きく入ります。実際の配置位置は私には良し悪しがわからないので、岩田さんにやってもらいました。遮蔽物となる廃墟や障害物なども同時に配置されます。ここでもハンデをもらって私が有利な配置です。

先攻を決めるダイスで私が勝ちましたが、何をするべきかよくわからないので、岩田さんに先攻を譲って説明しつつやってもらうことにしました。私のつたない作戦としては、敵の2ユニットをチョーズンとヘルブルートでそれぞれ白兵戦に持ち込んでロックし、拠点を守るケイオスカルティストを残しつつ、ヘルブルートの活躍に期待です。

ところが後攻を選んだのが大きな失策。戦場が狭いので両軍の距離は18mvほどしかありません。スペースマリーンの移動&射撃でいきなりチョーズンの5体がなにもせぬまま戦死。戦ってもまったく勝ち目の無いケイオスカルティストを除くとこちらはあと3体です。私のダイスが悪すぎとはいえ、先攻がいかに有利かを思い知らされます。

メモ:先攻はすごく有利。

私のターンとなり、まずはアドバイスに従い、ケイオスカルティストを目標近くの遮蔽物に向かって移動させます。さらに昨日おぼえた全力移動を使い、さらに完全に遮蔽物に隠します。次にヘルブルートを近いほうの敵へ移動させ、マルチメルタの射撃でスペースマリーンを1体倒し、ケイオスロードと残った1体のチョーズンはヘルブルートの影へ隠れます。すでに負けを覚悟しての弱腰です。

ヘルブルート

続いて白兵戦フェーズ、せっかく隠れたケイオスロードを残し、ヘルブルートが突撃。プラズマウェポンの警戒射撃をかわして白兵戦に入ります。続いてケイオスロードとチョーズンもダイスに救われて白兵戦に合流。まずはケイオスロードが一騎打ちでチャンピオンを倒し、つぎにヘルブルートとライトニングクロウ装備のチョーズンで4体を倒します。敵の攻撃でチョーズン1体がやられたものの、白兵戦には勝利しました。

メモ:ケイオスロードは「統べるもの」ルールにより、一騎打ちをしなければならない。

負けたスペースマリーンは士気テストに失敗、退却。しかも掃討戦に私が失敗というラッキーによりスペースマリーンは狭い戦場から退場してしまいました。ちょっと勝機が出て来ました。

メモ:ヘルブルートは白兵戦に強い。つうか硬すぎ。

ターンが変わり、敵のスペースマリーンはヘルプルートに集中砲火を浴びせるも跳弾ヒット1発。まだ戦えます。

私のターン、ヘルブルートは移動&射撃。これは外したものの、そのまま突撃して白兵戦へ。ケイオスロードは14mvと遠いですが、他に敵もいないのでこちらも移動&突撃。ダイスに救われ届きました。まずはケイオスロードの一騎打ち。ここでチャンピオンに勝って「統べるもの」ルールによる暗黒神の祝福がなんと65。ケイオスロードはなんとディーモンプリンスに変身してしまいました。うわー、ケイオススペースマリーンにこんなスペシャルルールがあるとは。

メモ:暗黒神の祝福チャートで65を出すと、ケイオスロードはディーモンプリンスに変身する。

次のターンで敵の攻撃を退けたヘルブルートに、ディーモンプリンスが合流。ただでさえ不利なスペースマリーンVSヘルブルートが、ディーモンプリンスの追加でもう白兵戦というより殺戮。一瞬で全員を殺してしまい、逆転勝利となりました。まるでスーパーサイヤ人になったみたいです。

思い返せば、一昨日。ディーモンプリンスかっちょいいいなーといろいろ眺めていたとたんに、まさかのディーモンプリンスへの変身。その悪魔の強さを購入前に体感してしまい、まんまと暗黒神との契約をすることを決心させられてしまいました。まさに悪魔の仕業としか思えません。

私はすぐさまケイオススペースマリーンのコデックスを購入し、帰路についたのでした。