プレデターは初期装備ではツインリンクですらないオートキャノン1門のみと、安かろう悪かろうなタンクなのですが、オプションでツインリンク・ラスキャノンに換装し、側面砲塔もラスキャノン2門を装備すると俄然強力なタンクとなります。ポイントが安いわりに正面装甲13と防御も高く、後方からビークル破壊を行うには最適なユニットです。

プレデター1

しかしながら、装備的にはラスキャノン3門とはいえ、側面砲塔が両方おなじターゲットを射撃できる角度は非常に限られており、無理に敵に正面を向けると側面装甲11を他の敵に晒すことに成るために破壊されやすくなります。ケイオスマリーンには残念ながらマシーンスピリットのスペシャルルールがないため、どちらかの側面砲塔は実質使われないことになりがちです。

ケイオス・プレデターは標準で75ポイント、ツインリンク・ラスキャノンをつけると100ポイント。側面砲塔はラスキャノン2門で40ポイント。2門と考えれば妥当ですが、実質1門と考えるとツインリンクではないこのラスキャノン・オプションはコスパ悪すぎて微妙に感じます。他にヘビー枠の選択肢の少ないスペースマリーン系では重宝されるユニットですが、ケイオスマリーンではヘビー枠の選択肢が多く、あまり使われないユニットかもしれません。

しかし昨今のトレンドから1門でも多くラスキャノンを入れたいときがあるので、ケイオス・プレデターの導入に踏み切りました。今回はもったいないお化けがでないように、ライノとの互換性をもたせたままにするように組み立てます。

プレデター2

これはライノベースの共通ランナー

プレデター3

これはケイオスビークルのオプション用ランナー

プレデター4

これがプレデターの砲塔部分のランナーです。ビッツパーツもいっぱいです。

プレデター5

パーツはこのような組み合わせになるまで接着し、これらのパーツは接着せずに使います。

プレデター6

これがケイオス・プレデターとして使う場合の組み合わせとあまりパーツです。

プレデター7

これがケイオス・ライノとして使う場合の組み合わせとあまりパーツです。

ここからケイオスの装飾パーツを付けていくことになりますが、プレデターにした場合にじゃまにならないように考えながらつけていかないと、ライノ専用になっちゃいます。

プレデター8

側面砲塔は使うとき、使わない時のオプション変更用としても、また運搬時のことを考えても、脱着が可能にしておくのがおすすめです。ネオジム磁石をつかって着脱可能にするのですが、大きなネオジム磁石は強力で、外すときにパーツ側のほうが壊れかねません。そこで私は片側を木ネジにしています。平らな面じゃなくても付けられる上、高さをねじ込み具合で調節できるので気に入っています。

プレデター9

側面砲塔に合わせると、ライノのドアがネオジム磁石の高さと合わないので、ランナーの切れ端をつかって下駄をはかせました。

プレデター10

こちらが完成したケイオス・プレデターです。私はこんなB級SFアニメっぽい配色がすきです。

プレデター11

これがケイオス・ライノとして使う場合です。大規模戦ではライノは何台あってもいいので、実はこちらのほうが使う回数は多そうですが。