【保存版】トイレが流れない時のチェックリスト10&絶対NG行為

トイレが流れないときは感情より手順、まず「溢れさせない」ことに全神経を注ぐ。チェックリスト10は、1止水栓を時計回りに半~1回転締めて給水を抑える、2温水洗浄便座の電源プラグを抜き誤作動と感電を防ぐ、3水位が縁から3~5cm下か確認し高ければ容器で静かに汲み出す、4他の排水(浴室・洗面・キッチン)が同時に逆流していないか確かめ縦管トラブルの有無を見極める、5タンク内のフロート弁が閉じているか・チェーンが絡んでいないかを目視し簡単に直る原因を先に潰す、6洋式ならフランジ付きラバーカップを排水口へ密着させ「押す1:引く3」で10往復×最大3セット行い水位変化を観察する、7紙詰まり疑いなら重曹1/2カップ→クエン酸または酢1/2カップで発泡30分後、50~60℃のぬるま湯1Lを注いで20分置きラバーカップを1セット追加する、8異物疑いなら便器用ワイヤー(クローゼットオーガー)を曲線に沿わせ先端を軽く回しながら当てて「押し込む」でなく「引き寄せる」つもりで回収する、9屋外の枡を開け満杯や固形滞留がないか確認し泥や油脂で閉塞していれば業者判断へ切り替える、10賃貸はここまでの写真と症状を管理会社へ即送付し指示を受ける、である。ここまでで改善しない、または水が黒く悪臭を伴う、床や天井に染みが出る、複数器具が同時逆流する、ラバーカップ3セット+ワイヤー15分で無変化といったサインが出たら即プロを呼ぶのが被害最小の近道だ。絶対NG行為は、レバー連打で追い流して溢れさせる、90℃以上の熱湯を便器へ注いで陶器に熱亀裂を入れる、塩素系と酸性洗剤を混用して有毒ガスを発生させる、ビニールで便器を密閉し体重をかけて爆発的圧力をかけ配管を破損する、金属ハンガーやドライバーを突っ込んで釉薬を傷つける、エアダスター類を長噴射して内部を凍結・破損させる、無資格で便器を外してフランジや蝋リングを再装着できず漏水を招く、の七つを筆頭に、深夜の無理作業で床や階下への漏水事故を起こすことも避けたい。復旧後は封水高さをバケツ1~2Lのぬるま湯で整え、縁裏を洗って尿石の再付着を防止、今後は紙を2回に分けて流し流せるシートや猫砂・生理用品は便器に入れない、月1でクエン酸掃除、年1で枡の泥を除去という運用を徹底すれば再発率は大きく下がる。焦らず順に確認し、DIYは「安全にできる範囲まで」、越えたら即プロ、これが2025年の最短・最安の正解である。

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