ウォーハンマー40,000 略して WH40k の8版が出荷され、DARK VENGENCE に代わる新しいスターターキット DARK IMPERIUM の組み立てにみなさん入っていると思います。

その中でも、WH40k を初めて購入された方のために、初級編として組み立て方をご紹介していきたいと思います。

まずはあると便利な道具のご紹介

薄刃ニッパー (Amazonのリンクはこちら

普通のニッパーよりも小型のプラモデル用ニッパー。
刃が薄いため、プラモデルのゲートを綺麗に切ることができる。
使ってみると圧倒的に使いやすい、切りやすい、パーツに傷をつけないのでオススメ。
但し、あくまでプラスチック用で、金属を切ると刃が潰れるので注意が必要。
ちょっと高いので最初は100均などで出来るだけ小さいニッパーを購入。

アートナイフ、デザインナイフ (Amazonのリンクはこちら

カッターと違い、刃が厚く、細かい作業がしやすいナイフ。
刃が厚いため、力を入れやすいので、削るなどの作業がしやすい。
無ければ普通のカッターでもなんとかなる。

接着剤 (Amazonのリンクはこちら

スターターキットには接着剤がはいっていないので必ず必要。
部品が細かいのでチューブタイプは無理がある。
必ず用意しよう。

ピンバイス (Amazonのリンクはこちら

今回は銃口を開けるのに使うのだが、他にもメタルフィギュアやガレージキットの組み立てのときに真鍮線を通す穴を開けるのに使ったり、いずれ色々と重宝するようになる。
最初は無くてもいい。

道具が揃ったら早速組み立てていこう

8版のスターターキット DARK IMPERIUM でもっとも変わったのは、組み立て説明書かもしれない。
カラーでわかりやすく、さらにカラーの指定まで書いてあってすばらしい。

最初は組み立て説明書に従い、一番大きいランナー F の角にあるパーツで、ウルトラマリーンを組み立てよう。
ランナーからニッパーでパーツを切り離していく。
あまりパーツのギリギリを切ると、パーツ自体をえぐってしまうことがあるので、少し離れたところを切り取るのが綺麗に仕上げるコツ。

この要領ですべてのパーツを切り出す。このスペースマリーンは全部で5つのパーツで出来ている。
DARK VENGENCE はイージーモデルという、簡易版(パーツ数が少ないモデル)だったのだが、今回の DARK IMPERIUM はイージーモデルではなく、通常のキットと同じパーツ構成となっている。
初めての人はパーツの細かさに驚くかもしれないが、その分、WARHAMMER 40,000 のクオリティを感じられると思うのでがんばって組み立てよう。

ランナーにくっついていたところには、このように切り離した跡が残っているはずだ。

これをアートナイフで丁寧に削り落とそう。
これが綺麗に削れていないと、あとで色を塗った時にかなりめだってしまう。
パーツが細かいため、カッターだと指を切りやすいので気をつけて欲しい。

足の部分や肩の部分などに、細い線が残っている。
これはプラスチックを成形する金型が合わさった境目の線が残ってしまったもので、パーティングラインと呼ばれる。
これも残っていると後で格好わるいことになる。

普通のプラモデルではヤスリで削るのだが、ウォーハンマーはパーツが細かいため、ヤスリではやりにくかったりする。
そこで、アートナイフやカッターの刃をパーツに対して立てるように当て、パーティングラインをなぞることで削り取る。
慣れれば短時間でパーティングラインを綺麗に消すことができる。
力を入れすぎるとパーツを削りすぎたり、傷をつけたりしてしまうので気をつけてほしい。

ピンバイスがあるなら、銃口を開けてみよう。ウォーハンマー40kのモデルには、残念ながら銃口が空いていないので、ピンバイスを使ってあけてやるとぐっと格好よくなる。

出来上がるとこんな感じ。

全てのパーツを綺麗に出来たら、タミヤセメントで接着する。
本当に綺麗にペイントしたいのであれば、完全に組み立ててしまうとペイントしにくい部分が出来てしまうので、途中まで接着してからペイントし、最期に完全に組み立てるのだが、最初はペイントにすごく時間がかかってしまうと思うので、全部組み立ててしまおう。

最期にベースにも接着する。ベースに接着する位置などはとくに規定はないので、自由でOKだ。

これで完成。とても4センチもない小さなモデルとは思えないクオリティだと思う。

とにかく全部組み立てちゃおう

まずはペイントのことは後回しにして、すべてのモデルを組み立てて、早速ゲームを遊んでほしい。

スタートキットとはいえ、かなりのモデルが入っているので、全部ペイントまで終わらせてから遊ぼうと思うと途中で心が折れてしまうだろう(笑)

遊びながら少しずつ塗っていくのが正しいやり方なのだ。我々もみんなそうしている。

モデリングについて、動画でも説明しているので、参考まで。