ダークヴェンジェンスの初心者殺し(ペイント的な意味で)の、ケイオス・チョーズンのペイントです。チョーズン・ライトニングクロウのペイント(1)からの続きです。ウォッシュからハイライトを塗っていきます。

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ウォッシュをどびゃーっと塗ります。今回はシタデルカラーのアースシェイドを塗っています。ミニチュアは小さいので光による影ができにくいため、ペイントで影を入れます。こうすることで立体的に仕上がります。

ウォッシュ用のカラーはいろいろあるのですが、初心者が最初に手に入れるならこのアースシェイドかなと思います。

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乾くとこうなります。くぼみに溜まったカラーが影のようになりますが、全体的に薄汚れちゃった感じですね。

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前の画像と変化がわかりにくいですが、薄汚れた赤い部分にメフィストンレッドを塗りなおしています。このときに影になっている部分を塗り残すように、中心部だけを塗ります。

違いがわかりにくいので、この工程はパスして次にいっても良かったかもしれません。

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個人的に色ははっきり明るくが好きなので、赤い部分にハイライトとしてイビルサンズスカーレットを塗ります。このときも先に塗ったメフィストンレッドよりもさらに内側の狭い範囲を塗るようにするとより立体的になります。

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さらに赤をくっきりさせるため、尖っている部分だけにワイルドライダーレッドを塗っています。角の部分に線をいれる感じで軽くこすりつけながら塗ってます。

ダークヴェンジェンスの作例だと、もっとあちこちに細い線のようなハイライトが入っているのですが、常人には無理なのであきらめます。

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金色部分にゲヘナズゴールドを塗ります。このレイヤーカラーは隠蔽力が弱いので、塗るときはバルタザールゴールドを下塗りすることをお勧めします。

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シタデルの作例に近づけるため、金色のハイライトにルーンファングスチールを塗りました。角の部分にほそくラインを入れる感じです。

これをやると金だか銀だかわからん感じになります。もっと金ピカがいい人は、ゲヘナズゴールド>ルーンファングスチールの代わりに、オーリックアーマーゴールドのみで仕上げるといいです。私はそのほうが好き。

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最後に骨色部分にウシャブティボーン、さらに角や先端にスクリーミングスカルを塗って完成です。あ、目はテンプルガードブルーです。

やっぱりこのモデルは初心者向けペイントというわけにはいかないですねえ。もうちょっと簡単きれいを研究してみます。