WARHAMMER 40000 が7版にアップデートされましたが、スタートセットのダーク・ヴェンジェンスはルールブック等が差し替えられただけで、ミニチュアは変わりませんでした。そこで引き続き、ダークヴェンジェンスのミニチュアのペイントを紹介していきます。前回のケイオス・チョーズンのペイント(1)と微妙に塗り方が違います。ダークヴェンジェンスの箱絵に近づける方向です。

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前回はサーフェイサーをシタデルのケイオスブラックで行いましたが、今回はクレオスのMrサーフェイサーのグレー1200で行いました。

Mr.サーフェイサー 1200

ケイオスブラックは良い商品なのですが、結構お高いので初心者にはハードルが高いです。サーフェイサーの効能はいろいろあるのですが、実際のところ本当にいるのか?も含めて試してます。

そのあたりはおいおい紹介するとして、今回はおさいふにやさしいクレオスのものを使いました。明るい色を塗るときは、ケイオスブラックよりも当然発色がいいのです。アーミーペインターのようにガス圧が低いということもないので、サフのコスト下げたいという方にはお勧めです。

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このモデルはチョーズンの中でも一番めんどくさいモデルですよね。とにかくモールドが細かいので、塗り分けるだけでも大変です。まずは銀色部分をシタデルカラーのリードベルチャーで塗ります。

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次に、骨色にしたい部分にザンドリダストを塗ります。ザンドリダスト>アースシェイド>ウシャブティボーン>スクリーミングスカルは骨色のシタデル塗りの定番パターンです。

ザンドリダストが無ければ、ウシャブティボーンを最初から塗っても問題ないですが、レイヤーカラーなので隠蔽率が低く、2〜3度ぬりしないとなりません。

この時点ではまだちょっと色を迷ってます。肩の角と顔?あたりをグレイジングにしようかな、と思いつつなので、ウシャブティボーンを塗っちゃってますが、結局あとで塗りつぶすことになってます。

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赤はメフィストンレッドを塗りました。いつもはコーンレッドを塗るのですが、今回はグレーサフなので発色しやすいことと、初心者向けに使う色数を減らすテストを兼ねて。

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金色はバルタザールゴールド。お腹のドクロはやっぱり金属色にしました。グレネードを塗り残していますが、この時点ではダー具グリーンにしようと思っていたのです。でも結局シルバーにすることに。

パイプも塗り残していますが、結局は赤にしました。

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塗り残した部分にも色をいれて、ベース塗りが完成。角はザンドリダストを塗り直ししました。

ここまで塗ってわかったのですが、先に全部あかで塗っちゃってから細かいところを塗ったほうが楽ですね、これ。

初心者で、早くゲームがしたいという人は、ここで一旦ペイントをやめることをお勧めします。見てのとおり、これでゲーム用のコマとしては十分です。

ここからは自己満足の世界です。この先の工程にはいると、ここまでと同じぐらいの時間がかかりますので、まずは全部のミニチュアをここまで塗っちゃいましょう。