平成26年5月7日(火・祝)に、WARHAMMER 40,000 1500ポイント 最強決定戦 「例のアレ(仮)」が開催されました。例のアレって何?という人のために、念のため説明すると、GW公式戦「スローン・オブ・スカル」のことを指してます。
私は昨年のスローンオブスカルを見学して、来年は絶対に出場したい。いつか優勝したい、と思ってやる気を出しました。次は年内開催かも、みたいな発言がスタッフから出ていたので、逆算スケジュールで実戦経験を積んだり、ロスターを煮詰めたりしていました。
ところが待てど暮らせど開催の告知は出ず、春になってやっと開催準備中との発表、しかし結果的には開催時期未定の延期となってしまいました。やるせない気持ちを近くにいた大きな人にぶつけました。「ここはザッカルさんがやるしか無いですよ。こうなったら公式以上の規模でやっちゃいましょうよ。」
同じように考える人は多く、そのすべてがウォーハンマー界イチの興行師、ミヤザッカルを祭り上げる方向で集約、ついに開催日が決まりました。
私は広報担当として、ポスターとホームページ作成、Twitterでの告知を担当しました。内輪のイベントにはしたくなかったので、目立つポスターを作って各ショップに貼ってもらい、それぞれのショップで固まりがちな趣味人をすべて集めてみたいと考えていました。
おかげ様でうまくいき、昨年のスローンオブスカルの28人を超える32人の参加者が、我々が思っているよりもずっと早く決まってしまいました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。特に、おちゃらけたポスターだったにも関わらず掲載を無理やり承諾してくれた、中野ホビセンマン・タケシに感謝いたします。すみません、さすがにあのポスターを神保町に貼りにいく勇気はありませんでした。
開催当日、会場が開くと同時に、参加者全員が勝手に分担し、どんどん会場設営を始め、あっという間に準備が整ってしまう光景に驚きました。たった1時間で会場設営、入場、集金、抽選、ルール説明などをこなす厳しいスケジュールだったので、そうとう遅れるだろうなあと思っていたのですが、意外なことに10分前には全ての準備が終わっていました。
ここからは、軽く私のバトルレポートです。すでにTwitterで掲載したものを再掲します。
例のアレの結果報告。1勝2敗でした。先制打撃を献上しないためにあえてライノを入れない編成をしたはずが、なぜか3戦とも先制打撃を取られてしまうという事態に。偉そうなブログを書きながら、自分は全く実践出来ないという、トホホな結果でした。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
例のアレ、1戦目は初対戦のムッチーさん。今回は運営サイドの配慮で、1戦目は普段やらない人と当たるように抽選されました。ムッチーさんはダークエンジェル、こちらはクリムゾンスローターと、スタートセットのアーミー対決でした。ムッチーさんは贖罪の砦入りの比較的バランス編成です。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
こちらが先攻だが、次に落ちてくる敵のドロップポッドを警戒して積極的には動けず、落下地点を自由にさせない陣形のまま待機。その甲斐あってドロップポッドは安全な位置に落下、マルチメルタ装備のアタックバイクの神風もしのぎ、続く2ターン表、ヘルドレイクもきっちり到着して準備は整いました。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
ところが贖罪の砦に装備されたイカルス型ラスキャノンが迎撃によりヘルドレイクを1発で爆散撃墜!俺のターンなのに先制打撃を取られるという、まさかの展開。目標数が偶数の確保戦で先制打撃を取られてしまうのはかなりのハンデ。これでこちらは相手の目標を積極的に取りに行かざるを得ません。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
だがまだこちらも装甲12のウォーカー5台。敵のウォーロードも攻10のパワーフィストで殴り潰し、マリーンをプラズマで蒸発させてほぼ殲滅。戦場は完全に制圧し、残るは贖罪の砦のみ。しかし頼みの綱のモーラーフィーンドは既になく、残りの戦力で硬い城壁を打ち破る時間は残されていません。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
最終ターン表が終わったところで、目標2確保、サブ目標2で8点の私に対し、敵は目標確保なし、サブ目標3点のみ。しかし次の最終ターン裏、周到に準備されたムッチーさんの作戦がついに始動。贖罪の砦から確保用のマリーンが移動し、二つの目標を確保してムッチーさんの逆転!止める方法が無い!
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
確保するべく贖罪の砦から飛び降りるマリーン達。しかしこの5人のマリーンのうち3人が飛び降り時の危険地形判定に失敗!たまらす士気チェック!これも失敗・・・逃走・・・。
ムッチーさんにあまりの仕打ちをする運命の女神。ということで私は勝ちを譲られたのでした。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
第2戦も初対戦となるスノットさん。インペリアルナイト1台入りのレイブンガード。よし1台ならいけるはず。この時ためにこの編成にしたようなもの。バッチコーイ!!
レリックを確保すべ く全速で向かってくるインペリアルナイトに、こちらも全速でモーラーフィーンドが突撃!
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
いくら装甲13のインペリアルナイトとはいえ、攻10のパワーフィストで4発殴り、さらに機甲殺しのマグマカッターを入れれば落ちるっ!しかも魔道溶鉱炉を開けば装甲貫通判定も振り直し!
敏はいくつですかっ!え?こいつこの巨体で敏4あるんですか?じゃ、じゃあ先にど、どうぞ・・・(終了)
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
またもや先制打撃を献上してしまい、苦しい出だし。しかもレリック戦。取りに行くしか無いが、それにはインペリアルナイトをどうにかせねば。フォージフィーンドでチビチビと削るも、シールドに阻まれてナカナカ落ちない。その間にジャンプパック&ライトニングクロウの敵ウォーロードに急襲される!
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
一騎打ちだぁっ!両手ライトニングクロウならば2+アーマーのクラーノンが圧倒的に有利。しかも相手はパワーアーマー。能力値も互角。捕まえたぞ!いけるっ!これで同点だ。
ぉかしい。何故か相打ちした。確率的には倍は有利だったはずだ。これが人間力の違いなのか。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
しかしまだ大丈夫だ。相手はヘルドレイクを落とせる武器が無い。ライノを壊して中のマリーンを焼けば敵は確保出来ない。インペリアルナイトもあと1傷だ。勝てるっ!
貫通です、5+カバーどうぞ。跳弾です、カバーどうぞ。貫通です、カバーどうぞ。跳弾、カバー、貫通、カバー・・・参りました(伏
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
違っていた。スノットさんの勝ちへの思い、ダイスに込める力。運では無い、それを超えるものが明らかに違っていた。
でなければ6回も7回もカバーやスペシャルセーブだけでかわし続けられるわけが無い(注:スノットさんいわく、彼のサイキックとのこと)
ともあれこれで1勝1敗となった。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
3戦目。正直疲れていた。Arrowsトーナメントで1日3戦は何度も経験して慣れているはずだった。しかし今回は違う。出しているエネルギー量が違う。
そんな3戦目、ダイス神が用意していたカードは、まさかの Betz 氏だった。まさに因縁の対決。私の40kは彼から始まったのだから。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
1年と少し前、初めての40kのゲームに誘ってくれ、しかも次の日のスローンオブスカルで優勝する姿を見せつけられた。ヒーローだった。次のスローンオブスカルで彼に勝つことが目標だった。今年、スローンオブスカルが無期延期となったとき、諦められなかった。だから私にはこの大会が必要だった。
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
そして今日、決勝で当たることを想像していた。今日までのふたりの対戦成績は1勝1敗1分。この1年で互角に戦えるようになった。そしてまさに当たることが出来た!
なぜか1敗同士で(笑)
それでもかまわぬ。
決着をつけるのだ!
・・・
全滅しました。
参りました(終了)
— 総魔長 猫 (@neko40k) 2014, 5月 6
以上、戦績はグダグダでしたが、素晴らしいイベントを成功させることが出来たと、スタッフのひとりとして嬉しく思っています。ご協力くださった皆様、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。