ウォーハンマー40kでは、ヴィンディケーターが持つデモリッシャーキャノンは最強の射撃武器のひとつです。攻10貫通2ブラスト(大)オードナンスはあらゆるユニットにとって脅威となるため、相手はヴィンディケーターを無視することが出来ず、初期配置の時点から警戒しなければなりません。ヴィンディケーターを1台編成にいれるだけで相手はペースを崩されるのです。

ヴィンディケイター

ヴィンディケーターは攻撃だけではなく、防御にも有効であることは他の記事で説明しました。ヘイトが高い(相手が先に倒そうとする)ために敵の射撃を集めてくれることで他のユニットが攻撃を受けにくくなるのです。ヴィンディケーターが持ちこたえてくれればくれるほど、こちらは安定して敵のビークルを破壊していくことができます。

また、ヴィンディケーターが装備するデモリッシャーキャノンは24mv以内に敵を近づけないため、敵は配置や移動に事実上の制限を受けます。多数のユニットを戦場に展開するオルクやティラニッドはもちろん、エルダーやダークエルダー、ダークエンジェルなどのバイクを展開するアーミーもかなりの不自由を強いられます。

ただし、側面装甲が11しか無いために前に出過ぎると容易に破壊されます。またビークルは白兵戦を受ければ手も足もでません。戦場の中央に配置すると側面をとられやすくなるため、戦場の側方から敵に正面を向けながら侵攻するルートが有効です。ヴィンディケイターで攻めるには他のユニットと協調して面で制圧することになります。

ヴィンディケイターは射程が短い分、位置取りが重要です。カバーセーブを取りながら移動するために、危険地形判定を覚悟しなければなりません。そのためにはシージシールドやドーザーブレードは必須となるでしょう。また、マリーンのヴィンディケイターと違い、ケイオスヴィンディケイターは搭載武器がひとつしかありません。オプションでコンビボルターを装備するとリスクが減らせます。