WARHAMMER 40,000 の戦略上、目標を確保するトループユニットが殲滅されないことが重要です。敵は当然、ブラスト兵器で攻撃してきます。これによる被害を小さくするための隊列が「対ブラスト陣形」です。
トループユニットはこんな形に配置しがちです。ちゃんと全員そろっているか、確認しやすいですし、最後尾のチャンピオンがやられにくいですからね。
ところが、ここにブラスト(大)がヒットすると大惨事になります。
そこでこのように2mvずつ離しながら円を描くように配置するのが「対ブラスト陣形」です。
この陣形をとることで、どこにブラスト(大)がヒットしても3人しかヒットしません。フレイマーなどのテンプレート相手でも被害を抑えることができます。
このように、ブラストマーカーを取り巻くように配置すると丁度よいことを覚えておきましょう。
では、横1列に並んだほうがいいのでは?と思ったかもしれません。
確かにこのほうがずれた時に外れやすい気もしますので、状況によっては使えそうです。
しかし当たった時はこのように隊列に隙間ができてしまいます。
ルール上、開いた隙間は必ず次の移動フェーズで隊列が維持できるように近づかなければなりません。
結果、次のターンで前に移動しきれなかったり、端っこの兵が確保していたはずの目標マーカーから離れてしまったり、ということも起きるので気をつけましょう。
また、隙間が開かなくても、どちらかの端に突撃されてしまうと、全ての兵がそちらに移動していってしまう(白兵戦時に接近移動しなければならないため)ことで、目標マーカーから離れてしまう、ということが起きますので注意です。
他にも横一列のデメリットはありますので、考えてみてください。
対ブラスト陣形を応用した隊列はいろいろと考えられます。ケースバイケースに適した陣形を考えてみるのも面白いかもしれません。