ウォーハンマー40,000のスタートセット、ダークヴェンジェンスにはケイオススペースマリーンとダークエンジェルのミニチュアが入っています。私はケイオススペースマリーンしかプレイしていませんので、ダークエンジェル側はペイントせずに残っています。今回はダークエンジェルからデスウィングターミネイターをペイントしてみます。

最近、新人さんに、このブログを見てます、助かります、とよく言われるようになりました。やっぱりミニチュアゲームのハードルはペイントみたいで、記事よんだら塗れそうな気がした、そうです。この、出来そうな気がするって大事ですよね。なにせ出来そうな気がしないゲームですから(笑)

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ダークヴェンジェンス付属のデスウィング・ターミネイター、このモデルが一番簡単な造形なので、最初はこれから塗りましょう。組み立てたらサフを吹きます。バリが目立つモデルなので、丁寧にとっておきましょう。

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今回使うカラーは4色です。初心者用に出来るだけ少ない色数で塗ります。骨色はウシャブティ・ボーンを使ってますが、スクリーミングスカルでもOKです。スクリーミングスカルのほうが少し明るいですね。グリーンはモートグリーン、赤はイビルサンズ・スカーレットを使ってます。それぞれお好みでもっと濃い色でもOKですよ。シルバーにはルーンファングスチールを選びましたが、リードブリチャーでもOKです。とにかくこの色でなければいけないとかは無いです。

参考までに、アーミーをペイントするカラーについてですが、必ずしもコデックスの作例に合わせなければいけないとか、ウルトラマリーンはブルーでなければいけないとかは無いんです。好きな色で塗って構わないのです。インペリアルフィストだから黄色じゃないとダメ?というのが気になってしまったり、白で塗りたいからホワイトスカーになるなあ、とかそういうことは気にしなくて良いのです。

ウォーハンマー40kの世界では、4万年も戦い続けていますので、その間にはそれぞれの戦団も分化して異なる戦団に分かれていっています。それを後継戦団というのですけど、広い宇宙にはホワイトスカーの後継戦団で赤いアーマーを着たチャプターもいるかもなのです。だから、赤いパワーアーマーに塗って、こいつらは黄色くないけどインペリアルフィストの後継戦団で、このウォーロードはライサンダーの能力を持っています、と言えば全然OKなのです。

もちろん、広い宇宙ですから、赤いオルクや、赤いネクロンなんてのもいるかもしれないのです。自由な発想で好きなデザインのアーミーを作って大丈夫です。

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話を戻しましょう。塗料はシタデルカラーじゃなくてもOKです。もしアーミーペインターを使うならこんな色になります。

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まずはデスウィング・ターミネイターを骨色で塗ります。白や骨色などは、ちょっと粉っぽいカサカサした感じの塗料です。厚塗りするとパテみたいに固まってしまいます。せっかくの凹凸を潰さないように、少し水で薄めて薄塗りするときれいになります。

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1回目を塗り終わったところ。黒の上に薄塗りしているので、下地がまだ透けています。

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2回目を塗り終わったところ。面倒ですが、きれいに仕上げましょう。

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3回目を塗り終わったところ。ムラなく塗れました。

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胸のウィングマークを緑でぬります。

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銃、排気口、パイプなどを銀色で塗ります。

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銃と肩のマークは赤です。

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ピュリティシール(ヒラヒラした紙が付いてるやつ)は、赤い蝋で止まってます。本当に蝋なのかは怪しいですが。

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赤が塗り終わったら、銃の側面の剣のマークなどを銀色でぬります。

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これでペイントの第1段階が完成です。ここまでで1〜2時間ぐらい掛かると思います。

この状態でも、充分きれいですから、フルペイントとして胸をはってゲームができます。まあ、そもそもペイントしないとゲームできないわけじゃないんですけどね。

ここから次のウォッシュとハイライトに入ると、さらに同じぐらいの時間がかかりますし、ペイントもちょっと難しくなってきます。まずはここまでの段階ですべてのミニチュアを塗り、アーミーを完成させてしまうといいかもしれません。

ここまでのベタ塗りがきれいに出来ていないと、この先のウォッシュとハイライトもきれいには仕上がりません。

ベタ塗りで大切なのは、はみ出さずにきれいに塗り分けられていることです。塗っているときははみ出してもかまいません。あとではみ出したところを塗り直して修正できていればいいのです。