ウォーハンマー40kのミッションは6種類あり、5つがポイント戦、1つが殲滅戦です。開始時にダイスで決めますが、ここでは初心者向けに低ポイント戦(1500P以下)の場合の戦略について説明します。
ポイント戦はトループ枠のみが目標確保可能なものが4種、さらにヘビー枠でも確保可能なものが1種になります。特にヘビー枠のビークルは防御がある上に移動も速く、目標確保がしやすいので入れておきましょう。
トループ枠は比較的弱いユニットなのであえて減らして他の枠のユニットを増やせば火力は上がりますが、相手からみれば少ないトループさえ殲滅すれば負けは無いということになります。また、ミッションによっては最大で6個の目標が発生します。このため低ポイント戦であってもアーミーにはトループが3ユニットは必要です。
低ポイントのポイント戦では目標確保数は同点となることが多いので、サブ目標の確保が勝敗を分けます。
ウォーロード撃破を取ろうとするとイチかバチかになりやすいので無理に狙わずに、自分のウォーロードが玉砕覚悟で突撃することがないようにするぐらいでいいです。その分、先制打撃と敵戦線突破は意識して取りましょう。
先制打撃を取るには、1ターン目に敵の軽装甲車両を破壊するのがベストです。ラスキャノンやミサイルランチャーなどの長射程高火力の武器でビークルを集中的に狙うか、ドロップポッドなどで敵ビークルの近くに降下してメルタ攻撃をするなどして確実に落としましょう。
敵戦線突破はビークルやフライヤーでは出来ません。ビークル以外に足の速いユニットがいると便利です。終盤になったらファスト枠のユニットなどを殲滅されない位置に移動してポイントをゲットしましょう。そのためにも前線は押し上げておくほうが有利です。
終盤は敵を攻撃するだけでなく、敵戦線突破を狙ったり、敵の目標確保を妨害したりすることが勝敗に関わってきますので、お互いのポイントは常に把握しておきましょう。
目標の確保は白兵戦中のユニットでも出来ますが、相手が目標の3mv以内に入ると確保を妨害されてしまいます。逆に白兵戦によって隊列が詰まり、目標マーカーから離れてしまうこともあります。白兵戦の開始位置は重要です。最初に目標マーカーを置くときに廃墟のどこに置くべきか、もしくは移動して確保した際に目標からみてどの位置に兵を配置するかは考えておきましょう。
殲滅戦は撃破したユニット数によって勝敗が決まるので、ユニットを小分けすると不利になります。しかしユニット数が少ないと攻撃できる手数も減ってしまったり、ポイント戦で不利になってしまうために必ずしも有効な対策とは言えません。ユニットを細かく分けすぎない、ライノやスピーダーなどの軽車両を入れすぎない程度の意識でいいでしょう。