私がウォーハンマー40kを始めたのは、今年(平成25年)の1月7日です。まだ70日しか経っていないんですね。Twitterのタイムラインを見ていると、ウォーハンマー40kは以前にもまして盛り上がってきているようです。私も色々と充実してきましたので、このあたりで一度まとめて記録しておきます。ダラダラと長い文章になりますが、これから始めようとされる方には雰囲気を掴んでいただけるかと思います。

1月5日、暇な正月休みということで娘を連れて神保町の書泉グランデにボードゲームを探しに行きました。手当たり次第に2万円以上買い込み、そこでチラッとウォーハンマーを見た時に、そういえばこのへんに専門店があったなあと思いだして、寄ってみました。娘もいたので少し話を聞いたぐらいでその日は帰りました。

1月6日、前日に見たウォーハンマーが気になり、今度お試しゲームをしましょうと言われていたので、行ってみました。するとすでにバトルが行われていました。私はバトルが終わるまでペイントの体験をさせていただくことに。その時、目の前で楽しそうにバトルしていたのが水戸ハンマーの会のタカさん、つまりスローンオブスカルのスペースマリーンコスプレの中の人です。

タカさんのバトルが終わり、私のペイントも終わったところで私も体験バトルをさせてもらいました。この時点では私の興味はウォーハンマーFBのほうだったのです。バトルは何やらよくわからずにサイコロを振っているうちに終わり、店内の商品をいろいろ見ているときにタカさんが話しかけてくださり、ミニチュアをいろいろ見せていただきながらウォーハンマーの楽しさについて本当に楽しそうに話してくださいました。その時に40kのほうが最近は盛り上がっているんですよ、私も始めるんですよ、とおっしゃっていたので、じゃあ40kのほうにしようかなと決めたのです。

私にとっての40k恩人第1号は実はタカさんです。タカさんには先々週、お会いできました。スローンオブスカルのときは、覆面でわからなかった(笑)

その日、私たちの目の前を狂道化さんや野火さんが通り抜けて2階に上がっていったのは後で知りました。

1月7日、今年の正月は本当に暇で(笑)、3日連続で神保町へ。2時間ほど眺めてみたものの、どのアーミーを買うか決められなかったのでとりあえずダークヴェンジェンスとシタデルカラーなど1式を購入しました。

1月8日、息子を強制的に徴収し、とりあえず組み立てたケイオスマリーンとダークエンジェルでバトルをしてみたものの、ルールがよくわからず4時間ほどサイコロを延々と振り続けて白兵戦をし、あんまりおもしろくない、と息子に言われてしまう。今おもえば、ミッションも無し、白兵戦の勝敗判定もせず、ターンの制限もないという、延々と全軍で殲滅戦をした上にヘルブルート無双だったので当たり前。若干テンションが下がります。

その夜、ニッシュさんのブログを見つけ、ニッシュさんの2年間の軌跡を一日で辿ることに。このおかげでArrowsトーナメントを知り、またミニチュアを作ることも楽しそうだと思えたのです。さっそく翌日ヘルブルートにサフを吹き、8時間かけて塗りました。

ということで、40k恩人第2号はニッシュさんです。ニッシュさんにも先週のArrowsトーナメントでついにお会いできました。

次の週末、ペイントしたヘルブルートと未ペイントのケイオスマリーンを一式もって、店員の岩田さんに誘われるままにGW神保町に練習バトルに行ってきました。実はこの時点では、私はまだどのアーミーにするか決めてもいなくて、とりあえずヘルブルートを塗ったからという理由でケイオスマリーンだったのです。

店員の岩田さんはとても親切で熱い方です。この日は私に合わせて、ダークヴェンジェンスのセット通りのゲームということでダークエンジェルで対戦してくださいました。ルールをひとつひとつ教わりながらプレイ。カルティストの弱さ、ターミネイターの強さなどを体験しつつ、ダメじゃんケイオスマリーンと思っていました。ところが白兵戦中に一騎討ちルールの説明をうけたところで事件が起きました。

私のケイオスマリーンのヘッドクオーター、無慈悲なるクラーノンがタクティカルマリーンのチャンピオンに一騎討ちで勝利した後、言われるまま振った2つのダイスの出目が65。突如彼はディーモンプリンスに変身しました。その後はもうバトルというより殺戮です。ヘルブルートとクラーノンしか残っていなかったケイオスマリーンは、残り全てのダークエンジェルを殺しまくり勝利しました。

その日、私はケイオススペースマリーンを我がアーミーとすることを決め、ディーモンプリンスその他を購入して家路につきました。その後も何度も練習バトルに誘っていただき、ルールを教えてもらいました。

ということで、40k恩人第3号はGW神保町の岩田さんです。

1月20日、Arrowsトーナメントの開催日だったので稲毛まで見学に行ってみました。GW神保町しか知らない私は、はじめてのショップで恐る恐るでしたが、当日はたくさんの人が大騒ぎしながらゲームをしているのを眺めて来ました。店長さんも人数合わせでゲームに参加されていましたので、あまりお話しできず、あらためて平日に来ますとお約束して帰宅。

翌週の平日、さっそくArrowsに持っている全てのミニチュアを持って伺い、練習バトルに付き合っていただきました。Arrows店長の土谷さんもとても親切な方で、接客慣れしているという言い方は失礼かもしれませんが、本当にこちらが楽にお話しできる方です。後でお聞きしたらずっとホビーショップの店長さんをやられていたそうで、納得です。アーミーの相談をしても、私の意向を汲みつつ上手に誘導してくださいますし、練習バトルでも程良いバランスで勝たせてくれますし(笑)

また、忘れてはならないのがArrowsトーナメントです。1250ポイント戦なのですが、レギュレーションでトループ以外はすべて1枠のみとなっています。このおかげで私はアーミーを考える際に各枠からひとつずつお気に入りを選びながらロスターを組むことができました。これが無かったらかなり迷走していたとおもいます。

ということで、40k恩人第4号はArrows店長の土谷さんです。

2月2日、やっと1250ポイント揃ったアーミーの練習バトルに付き合っていただくべく、Arrowsに伺うと、阿修羅さんとミヤザッカルさんが来店され、翌週の千葉ビックチョッパの定例会にお誘いくださいました。私はまだ店員さんとしかバトルしたことが無かった上、ルールも覚えきれておらず、ペイントも終わっておらずで、ちょっとお断りモードだったのですが、強くお誘いいただいたので押し切られる感じで参加することに(笑)

これが実は、スローンオブスカル2013という大イベントの当日で、ゲーム後に一緒に大会会場に移動して見学させていただいたり、その後の50人飲み会に一緒に参加させていただいて、多くの方とお話しできたりに繋がっていくのです。

ということで、40k恩人第5号は強くお誘いいただいた阿修羅さんです。阿修羅さんとは先週、ついにArrowsトーナメント決勝戦にて対戦することが出来ました。その様子は近いうちに動画で。

ついに決まったデビュー戦、2月10日の千葉ビックチョッパの定例会、題してスローン・オブ・裏スカルに間に合わせるべく、必至のペイントに明け暮れました。そんな中で2月9日、スローン前日に柏のMr.Fieldにて不定休趣味人会が開催されるとBetzさんのつぶやきがTwitterに流れました。Mr.Fieldにも一度行ってみたかったのと、Betzさんは私のブログに最初にコメントをくれた人だったのでお会いしたかったので、勢いで参加表明してしまいました。

ところがペイントがどうにも間に合いません。塗り終わっていないミニチュアでプレイするのは相手に失礼だと思っていましたので、前日に参加できない旨をお伝えする私に、やさしいひとことを掛けてくださいました。

「フルペイントアーミーを目指す猫さんの意思は共感出来ますし、尊重いたしますです。でももしペイントに疲れ、ゲームやりてぇ、コンチクショウ!となった時には是非遊びにいらして下さい。」

ということで、40k恩人第6号はBetzさんです。

私は喜び勇んで出かけ、そしてボコられました(笑)今までの1ヶ月間考え、8万円かけていろいろ購入し、ペイントしてきたアーミーは2時間足らずで全滅しました。世の中にはこんなに強い人がいるのだ、いや、いままで店員さんは負けてくれていただけなのだ、と思い知らされました。その夜、何度考えても勝てるようになるとは思えませんでした。

その翌日、2月10日。私は重い足取りで千葉に向かいました。翌日ではロスターの調整といっても昨日足りなかった重火器をトループに持たせるぐらいしかできません。そもそもミニチュアは1500Pギリギリしか持っていません。確実に負けるとわかっている戦場に向かう兵士の気分でした。しかし当日は、みなさんのはからいで同じアーミー同士でプレイさせてもらえることになりました。

対戦相手はミヤザッカルさんのケイオススペースマリーンでした。同じアーミーでの対戦は初心者には貴重な体験です。同じアーミーだとロスターの組み方、運用の仕方など、本当に勉強になります。バトルをしながら、本当に細かくケイオスマリーンについて教えてもらっているうちに敗戦気分も持ち直してきました。

ということで、40k恩人第7号はミヤザッカルさんです。その後もいつもロスターの相談にのってもらっています。

その日にお会いしたスペオクさんさんに、昨日のBetzさんにボロ負けした話を愚痴ってしまい、あの人のネクロンは初心者が戦ったら40kを誤解するぐらい強いですよ、と慰めてもらいました。そして夕方からスローン・オプ・スカルの表彰式を見に行き、Betzさんの優勝の瞬間に立ち会うことができました。チャンピオンに負けたならしょーがないじゃん!と開き直れてごきげんになりました。数少ない知り合いが優勝するのは本当にうれしいことでした。

その夜、Mari9さんやスペオクさん、野火さんをを始め多くの方々とお話ししたり、RmanさんやDaizoさん、ざんじさん、Sir MotorさんなどTwitterで名前だけ拝見していた皆様のお顔を拝見できたりで、よりウォーハンマー40kを楽しむことができるようになりました。

これが私がウォーハンマー40kを始めてから1ヶ月間の足取りと、その間にお世話になった方々です。この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。