ウォーハンマー40kを初めて1年以上になり、やっとセカンドアーミーが決まって鋭意製作中です。このブログも結構なアクセスをいただいており、コツコツ更新していきたいと思います。
明日(2月1日)からはジャイアントホビーさんの新人さんむけのイベントも始まることですし、私もセカンドアーミーのロスターを考えているところですので、今日はロスターの組み方などを偉そうに説明してみます。
1年間、ケイオススペースマリーンを使っていろいろなロスターを試してきました。ケイオススペースマリーンは順位的には強いほうのアーミーだと思いますが、ロスター次第ではどうにもこうにもならずに負けてしまいます。その辺の反省なども含めて・・・
以下、前提として1500ポイントを考えています。
ロスターを組むにあたり、まずはヘッドクオーターを眺めます。いまどきのほとんどのヘッドクオーターは、ひとりで無双することは出来なくなっています。どんなに強いヘッドクオーターでも、わりと簡単に死んじゃいます。耐6だろうが2+アーマーだろうがラスキャノンやプラズマガンの集中砲火で死にます。なので死なないヘッドクオーターを考えるのはおすすめしません。装備を強化すればポイントも重くなり、死んだ時のダメージが大きくなるばかりです。
ヘッドクオーターで注目すべきなのは特殊能力です。エリートユニットをトループに出来たり、トループを恐れるものなしに出来たり、衛星から砲撃させたり、などなど、ヘッドクオーターがそれぞれどんな特殊能力をもつかを先に把握しておきましょう。
次に考えるのはトループです。ヘッドクオーターの特殊能力がトループに与える影響を考慮にいれた上で、トループを選びます。トループの役目は目標の確保です。格好よく突撃するトループのイメージはちょっと横に置いておきましょう。まずは目標を確保するためのトループを3ユニット考えます。
3ユニットのトループのうち、2ユニットは最後まで生き残って目標を確保するのが仕事です。攻撃よりも全滅しない、逃げないことが大切です。このとき、5ターン持ちこたえられることを考えます。ライノのような兵員輸送車両に乗せれば、2ターンぐらいは稼げます。兵員輸送車両が壊されたあと、ブラスト大の攻撃に3ターン耐えるには、と考えてみます。
兵員輸送車輌に乗せるパターンともうひとつ、人数を沢山ならべるのも手です。ライノに乗ったスペースマリーン10人と、廃墟にこもった5+アーマーのトループ20人は、じつは同じぐらい倒しにくかったりします。ポイント的には後者のほうが半分ぐらいなのです。
3トループのうち、残りの1トループは予備の確保要因です。目標数が多い時や、確保用のトループが運悪く殲滅されてしまったときのためのものです。この予備ユニットはある程度の攻撃力を持っておくほうが良いです。シナリオによっては目標が無かったり、ひとつだったりするので、3トループ全てが守備編成だと不利になります。
ここで3トループの合計ポイント(兵員輸送車輌含む)が500に収まっていればいい感じです。
次にヘビーサポートを考えます。
ウォーハンマー40kの6版は射撃戦がメインのため、特にヘビーサポートは激戦区となります。火力を考えるとき、敵の最強ユニット(ランドレイダーやリップタイドなど)を倒すことを考えがちですが、ヘビーサポートの最初の役割は兵員輸送車輌を壊すことです。序盤に兵員輸送車輌を壊せていないと中盤以降でトループを倒せなくなり、勝ちが遠のいてしまいます。
兵員輸送車輌を壊す手段と合わせて、中から出てきたトループを殲滅する手段を考えます。理想的なのは貫通3のブラスト(大)などでしょう。バラージやカバーセーブ無視なら尚良いです。なければそれに変わる手段を考えます。
この兵員輸送車両の破壊とトループ殲滅のコンボが大切です。これが勝利への鍵となります。それぞれ1ユニットずつしかないと、先に破壊された場合に積みますので、予備があればベストです。ここに500ポイントぐらいを使います。
残る500ポイントで、ヘッドクオーターと他の攻撃力を入れます。
まとめますと、ざっくりトループとその守りで500ポイント、敵トループの殲滅手段で500ポイント、ヘッドクオーターと攻撃チームで500ポイントです。あくまでざっくりですので、もちろん400でも600でもOKです。あくまで目安として3つの目的に分けて考えてみてください。
ちなみに私の現在のケイオススペースマリーン1500ポイントを計算してみましょう。
トループチーム
ケイオススペースマリーンスカッド8名(イージス・クワッドガン)222ポイント
ケイオスカルティスト10名 63ポイント
ケイオススペースマリーンスカッド10名(ライノ乗車) 230ポイント
イージスがトループの防御と、対空&軽車両破壊を兼ねています。
ライノ乗車のマリーンはメルタガン装備にして、突撃してくるランドレイダーやバトルワゴン、ドロップポッドで落ちてくるドレッドノートの破壊をメインに、予備のトループとなっています。
敵としてはクワッドガンを撃つマリーンとメルタを撃つマリーンがうっとおしいので、カルティストは後回しになりがちで、実はカルティスト10人が一番生き残りやすかったりします。
コンボチーム
フォージフィーンド(ハデスオートキャノン) 175ポイント
ヘルドレイク(ベイルフレイマー) 170ポイント
ケイオスプレデター(ラスキャノンx3) 140ポイント
フォージフィーンド(攻8x8発)プレデター(攻9x3発)で兵員輸送車輌を確実に破壊して足を止め、ヘルドレイク(貫通3テンプレート)でトループを焼きます。
攻撃チーム
ケイオスヴィンディケイター 125ポイント
ケイオスロード(スポーン3名) 250ポイント
ヘルブルート(ラスキャノン) 125ポイント
ヴィンディケイターは序盤の弾集め役です。ヘルブルートは予備の火力と敵攻撃部隊の迎撃用、ケイオスロードは敵攻撃部隊の迎撃用とヘルドレイクが落ちたときのトループ殲滅用予備です。
このように3つの役割に分けつつ、それぞれが他の目的も兼ねてリスクヘッジしていくと良い感じです。キモになるユニットが先に落ちたときに、ありゃどうしよう?とならないようにしておくと安定して戦えます。
いまティラニッドのロスターを考えていますが、モンスターが入ってくると、必ずしも砲撃だけに頼らなくても同じような分担が出来そうです。
ネクロンのゴーストアーク、インペリアルガードのヴェンデッタ、ダークエンジェルのデスウィングやレイブンウィング、ティラニッドのターヴィゴンなどは更に面白いユニットになりますね。