ウォーハンマー40kのケイオススペースマリーンはユニットの種類が多く、様々なアーミー編成が楽しめます。その中でも壊れ性能とまで言われるヘルドレイクの強さは半端ないレベルです。ケイオススペースマリーンのファストアタック枠はこれで決まりという感じですが、他にも特徴のあるユニットが沢山ありますので、紹介してみます。
ヘルドレイク
ウォーハンマー40kの全アーミーの中でも最強ユニットのひとつです。フライヤーとしては最高の装甲12に加え、フライングモンスターと同じようにベクターストライクが行えます。ヘルドレイクのベクターストライクは隕石のような降下という特別な名前がついており、回D3攻7貫通3カバーセーブ無視です。また首に射撃武器を装備しているために旋回砲塔扱いで360度の射界を持っています。武装は激発テンプレートで攻8貫通3カバーセーブ無視のベイルフレイマーが対地攻撃用で、廃墟に隠れている歩兵にテンプレートを重ねればダメージロール2+で問答無用で除去できます。もうひとつのハデスオートキャノンは攻8貫通4ヘビー4ピニングという性能で、特に対フライヤーとして強力です。普通のフライヤーは旋回性能に限界があり、射撃が前方90度に限られているために通り過ぎたら撃てないのですが、ヘルドレイクは360度撃てるので敵のフライヤーの後方から攻撃できるのです。
ケイオスバイカー
スペースマリーン系と比べ、ドロップポッドやランドスピーダーの無いケイオススペースマリーンは、行軍の遅さが気になるためにケイオスバイカーは速攻が行える数少ないユニットのひとつです。足の速さを活かして敵ビークルのメルタ距離まで詰める、ターミネイターにプラズマガンのラピッドファイアを浴びせるなどの使い方が考えられます。5人で110p、古参兵5p、メルタガン2名20p、チャンピオンがパワーソード、コンビメルタで25p、合計160pならビークルを2台破壊した後で逃げて敵戦戦突破を狙うのもいいと思います。
ケイオススポーン
ナーグルの烙印を刻めば対6となり、ビーストなので12mv移動、遮蔽物通過を持ちます。アーマーが無いのが欠点ですが、傷の多さとビーストの足の速さを活かしてトループに突撃して目標確保を妨害したり、廃墟に隠れたスナイパーを強襲する、耐6傷3のしぶとさを生かして敵戦線突破を狙うなど色々と活用できます。4匹で120p、ナーグル印で耐6にして144p。トループを1ユニット殲滅することは出来ますが、射撃に弱いのでカバーセーブを上手に使いながら移動します。
ラプター
ケイオスバイクと使い方は同じです。ナーグル印で耐5にすれば、ポイントもバイクと同じですが、ジャンプインファントリーなので危険地形判定が楽なことと、縦深攻撃ができるためバイクより移動時の使い勝手はいいかもしれません。しかしバイクに比べると無慈悲なる猛攻と憤怒の鉄槌が無い、古参兵のポイントが高い、ボルトガンにツインリンクが無い、ターボブースターが無いなどデメリットも多いです。5人で95p、メルタガン2人、コンビメルタ、とバイクより軽い編成にして125pで敵の強力なビークル1台を確実に狙うならメリットはあります。
ワープタロン
全員が両手ライトニングクロウ装備(貫通3,回+1、ダメージロール振り直し)なので白兵戦はめっぽう強く、ジャンプインファントリーの移動力を生かしてトループを殲滅するには最適です。耐4の5人で160p、スラーネッシュ印5人で15p、合計175pでコーンバーサーカー10人よりも強いと思います。突撃すれば敏5で先に16回殴り、ダメージロール振り直しと貫通3でパワーアーマーを切り刻みます。
まとめ
まずはベイルフレイマー装備のヘルドレイクが鉄板でしょう。加えて対ビークルならラプター、対歩兵ならワープタロン、汎用的に使うならケイオスバイカー、弾除けならスポーンといったところでしょうか。高ポイント戦ならハデスオートキャノン装備のヘルドレイクを追加するのも面白いと思います。